アンティークコイン　サンクチュアリ

王道のアンティークコイン！1937年ジョージ6世 1ポンド金貨【PR63CAM】のご紹介です。

表面：ジョージ6世の肖像
裏面：聖ジョージの竜退治
発行枚数：5,500枚
重量：約7.99g
直径：22mm
金品位：91.7%

鑑定番号（PCGS）34289537

1937年のみの単年度発行、発行枚数は5,500枚の鉄板の人気コインです。

イギリスの王道コインのコレクションを考える時に絶対に外せないコインになります。

父ジョージ5世の後はアルバート（ジョージ6世）の兄エドワード8世が国王としてイギリスを治めていました。

兄エドワード8世は離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を決意し、イギリス国王としては歴代最短の在位期間わずか325日で退位しました。

映画にもなった「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」で知られていますよね。

（ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋）

後を継いだアルバートが即位する際、統治名として「ジョージ」を選びました。 

（ジョージ6世）

これには二つの意図があり、父ジョージ5世に対する敬意、エドワード8世によって揺らいだイギリス王室の威厳を父の「ジョージ」を継ぐことによって立て直しを図ったためです。

ジョージ6世 1ポンド金貨は、発行後100年を経過しておりません。

正確には、モダンコインとアンティークコインの両面を兼ね備えたハイブリッド型とも言えます。

安心して長期保有でき、人気も高いです。

もちろん、予算に少し余裕がある方は、5ポンド金貨をターゲットにしてください。

しかし、最初、私もそうでしたが、コイン初心者の頃は、まずは低予算での最初の1枚がおススメです。

その意味で1ポンド金貨も良い選択肢になり、未経験でコインに一歩踏み出せない方などに最適ではないかと思います。

--- オークションレコード -----
※公開日の為替で計算しています。

2024年6月　PF63CAMEOが約59万円で落札歴あり
3,600ドル（BP込）×1.1×148円=586,080円

2025年9月　PR63が約69万円で落札歴あり
4,225.20ドル（BP込）×1.1×148円=687,862.5円

同じ回のオークションですが
2025年9月　PR63が約68万円で落札歴あり
4,200ドル（BP込）×1.1×148円=683,760円

以上のように、「CAMEO無しプルーフ63」でもおおよそ68万円くらいのレコードが出ており、年々順調に相場価格を伸ばしてきている状態です。

今のうちに抑えておいていただければ将来、期待できるのではないでしょうか。

ちなみに海外のコインショップでは1ポンドのPF61が約60万円で販売されています。

今回の委託販売品に関しましてはオーナー様からオークションレコードを下回る60～65万円での販売希望がございました。

しかし、鼻先にある小さいクレーターのような傷が光の当たり具合によっては確認できるため、さらに10万円以上安く49万円での販売という事でご了承いただきました。

CAMEO付きのプルーフ1ポンド金貨を相場よりもかなりお安く入手できる良い機会、ゆっくり着実に値上がりしていますし、ポテンシャルも十分、期待値の高い王道コインです。

ペーパーマネーから現物資産に移すには、ベストなエントリーコインとしての1枚、是非10年保有してみてください。