神聖ローマ帝国|ニュルンベルク1700年ラムダカット1/2ダカット(クリッペ)【MS62】
神聖ローマ帝国|ニュルンベルク1700年ラムダカット1/2ダカット(クリッペ)【MS62】NÜRNBERG STADT 1/2 Lammdukat Klippe 1700
神聖ローマ帝国|ニュルンベルク1700年ラムダカット1/2ダカット(クリッペ)【MS62】地球の上に立つ羊 のご案内になります。
クリッペタイプは通常の丸形よりも人気があります。
キリスト教では子羊は「神の子羊」の意味でキリストそのものを象徴しています。
表:「PAX(ラテン語で平和)」の旗を持ち、地球の上に立つ神の子羊
裏:リボンで結ばれた3つの盾(神聖ローマ帝国の鷲と左右に2種類の自由帝国都市ニュルンベルクの紋章)と平和の象徴である「鳩」
当時のニュルンベルク造幣局長のイニシャル(GFN:Georg Friedrich Nürnberger)が裏面下部に極印されています。
重さ:3.5g
金品位:0.986%
鑑定番号(NGC)8219472-003
近年、コロナパンデミック、ロシア・ウクライナ戦争、イスラエル・パレスチナ問題など危険な兆候を感じておられる方も多いと思います。
平和を望む気持ちが強くなるのは当然です。
一昨年から今年にかけ一気にブレイクアウトし高値更新を続けているラムダカット金貨もこのような今の時代背景もあると思います。
非常に人気(特に女性)のあるラムダカット金貨、形は丸型と四角(クリッペ)の2種類ありますが今回はクリッペタイプになります。
また、サイズも様々で、1/32ダカット~5ダカットまで存在すると言われております。
(左から、1/16D、1/8D、1/4D、1/2D、1D)
ニュルンベルクはバイエルン州の北部に位置してドイツでも芸術や歴史的にも有名な都市になります。
(ニュルンベルク都市景観)
ハンブルクなどの商業都市と同様、中世から多くのユダヤ人が居住していて色々な事件が起こりました。
特に「最後で最大の宗教戦争」ともいわれた「三十年戦争(1618年~1648年)では戦いの舞台になりました。
ドイツの人口の20%を含む800万人以上の死者を出し、人類史上最も破壊的な紛争の一つとなりました。
終戦の翌年、ニュルンベルクで「平和の宴」と呼ばれる祭典が行われ、人種や宗教に関係なく杯を交わしました。
このような背景があり、18世紀(1700年)が始まったことを祝うために、ニュルンベルクで18世紀の平和への願いを込めて発行した記念金貨が今回ご紹介のものになります。
--- オークションレコード ------
※公開時の為替で計算しています。
2022年6月 MS62が約51万円で落札歴あり
3,120ドル(BP込)×1.1×149円=511,368円
こちらは1/2ラムダカットの丸形MS61ですが、直近の国内オークションで次のような落札額が出ております。
2025年3月 MS61が約54万円で落札歴あり
460,000円×1.165=535,900円
クリッペ型のほうが人気がありますので、今後に非常に期待のできるレコードであると思います。
ラムダカット金貨は、数年前までは安値で放置されていましたが、今ではTOPコインの1つになっています。
これからの激動の世の中を駆け抜けていくお守りの1枚としても是非保有されることをお勧めします。
【お支払い方法】銀行振り込み、または現金払い ※クレジットカードでのお支払いは現在は承っておりません。