1970年 インドネシア ガルーダ 20000ルピア金貨【PF65 ULTRA CAMEO】
1970年 インドネシア ガルーダ 20000ルピア金貨【PF65 ULTRA CAMEO】INDONESIA GARUDA 20000 Rupiah 1970
1970年 インドネシア ガルーダ 20000ルピア金貨【PF65 ULTRA CAMEO】高鑑定品をご案内させて頂きます。
希少性 × 芸術性 × 歴史性、すべてを兼ね備えた一枚で、最近急激に注目を集めており当店への問い合わせも激増しています。
直径50mmの大型金貨のため、スラブも大型となっており圧巻です。
発行年:1970年
直径:50 mm
重量:49.37 g
発行枚数:1,285枚
金品位:90%
(2025年10月29日時点 21,401円/グラム)
鑑定番号(NGC)8218878-002
NGCで同グレードの鑑定枚数は 8枚 となっております。
インドネシア独立25周年を記念して発行された金貨で、インドネシアの誇りと文化を凝縮した「国家の芸術品」です。
17世紀から約300年間、インドネシアはオランダに経済的・政治的に支配され、オランダは現地の資源(特に香辛料や石油)を利用して莫大な利益を得ていました。
第二次世界大戦中、日本軍が東南アジアに進出し、1942年にオランダ軍を破ってインドネシアを占領。
日本は現地の民族主義者(スカルノやハッタなど)を政治的に活用し、インドネシア人に行政や軍務の経験を与え、これが後の独立運動に大きな影響を与えることになります。
日本が終戦を迎えた1945年8月17日、民族主義の指導者スカルノとモハマッド・ハッタが、ジャカルタでインドネシア共和国の独立を宣言します。
 (スカルノ)
(スカルノ)
 (モハマッド・ハッタ)
(モハマッド・ハッタ)
これは長年の植民地支配からの脱却を意味し、インドネシア国民にとって歴史的な日となり、インドネシアでは「独立記念日(Hari Kemerdekaan Indonesia)」として、今も盛大に祝われています。
独立宣言直後、オランダは再びインドネシア支配を試みて軍事行動(再植民地化)を開始し、インドネシア側はゲリラ戦や外交を駆使して抵抗を続けました。
最終的に、国際社会(特にアメリカや国連)の圧力もあり、1949年12月27日にオランダは正式にインドネシアの独立を承認しました。
独立後は初代大統領に民族主義の指導者スカルノが就任し、多民族・多言語国家として国家の統一と発展に取り組み、現在では東南アジア最大の経済大国へと成長しています。
表面にはインドネシアの国章「ガルーダ・パンチャシラ」がデザインされ、その翼を広げた姿はまさに自由と独立の象徴です。
裏面にもインド神話の神鳥ガルーダ(人間の胴体と鷲の頭を持つ神鳥でヴィシュヌ神の乗り物ヴァーハナ)が荘厳に描かれ、緻密な彫刻と力強い造形が見る者を圧倒します。
インドネシア独立25周年を記念して様々なデザインで他にも200ルピア銀貨や10,000ルピア金貨、25,000ルピア金貨など10種が発行され、20,000ルピアは1,285枚のみ発行されました。
★当時発行された他のコイン
--- オークションレコード -----
※公開時の為替で計算しています。
PF65UCのレコードが発見できなかったため、直近の国内オークションで出た下位グレードのレコードを掲載させて頂きます。
2025年10月 PF62UCが約311万円で落札歴あり
2,800,000円×1.11=3,108,000円
ちなみに、準最高鑑定のPF68UCでは、かなりの高額レコードが最近出ております。
2025年5月13日 PF68 ULTRA CAMEOが約728万円で落札
37,590 EUR(BP込)×1.1×176=7,277,424円
上記に掲載させて頂きました、2025年10月のオークションレコード(約311万円)PF62UCに比べますと、今回ご案内のコインは、グレードが3つも上のPF65UCになります。
正直、価格設定には少し悩みましたが、ショップ開店2周年ということもあり、少しだけ上の値付けに致しました。
なかなかこの価格で今後の入手は難しいのではないでしょうか。
近年は、アジアのコイン、特に有望なものに資金が流入してきております。
欧米のコインと違い、アジアのコインは上昇トレンドの初期だと思います。
ネパールのTOLA金貨をはじめ、ミャンマーのチャット銀貨は以前ご紹介しました。
特に、アジアの超有望コインこのインドネシアのガルーダ金貨は、市場での出現率が極めて低く要注目で別格だと思います。
現在、金価格も高騰しております。
世界の中央銀行が紙幣を刷りまくり、貨幣の価値が激下がりした結果で、この流れはもう止まらないと思います。
金価格1グラム21,401円(2025年10月29日時点)としますと、49.37グラム×0.9×21,401円=950,911円と地金としてだけでも約95万円ほどの価値があります。
深い鏡面仕上げとマットなレリーフのコントラストが、極上の輝きを放っています。
高額面金貨でもあり、重量・素材ともに非常に価値が高いコインです。
発行枚数はわずか1,285枚、状態の良い個体は世界的にも流通が少ないこの金貨ですが、「PF65 ULTRA CAMEO」もめったに見かけることのない希少なコインです。
将来の価値上昇も期待でき、サイズと重量からも、まさに「持つ喜び」を感じられる極上の逸品です。
コレクターズアイテムとしてだけでなく、長期資産としての魅力も申し分ありません。
この希少なアジアの至宝を是非コレクションに加えてください。
※スラブ下部のフチ部分に少し欠けがあります。ご購入後、万一、気になる場合は当店にお申し付け頂けましたらNGCでのリホルダーも承ります。リホルダー費用は当店が負担いたします。
【お支払い方法】銀行振り込み、または現金払い ※クレジットカードでのお支払いは現在は承っておりません。





