イギリス|1885年 ヴィクトリア女王 国際発明展 金メダル【SP62】

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イギリス|1885年 ヴィクトリア女王 国際発明展 金メダル【SP62】1885 Great Britain Victoria Medal Eimer-1715

商品No.
20251218-150
タイプ
メダル
素材
直径
45.6 mm
重さ
42.46 g
グレード
SP62
コンディション
良好
年代
1885年
イギリス
鑑定機関
PCGS
鑑定番号
61247539

イギリス 1885年 ヴィクトリア女王 国際発明展 金メダル【SP62】をご紹介させていただきます。

重量:42.46 g
直径:45.6 mm
エングレーバー:レナード・チャールズ・ワイオン
カタログ番号:BHM-3198、Eimer-1715
発行枚数:不明

鑑定番号(PCGS)61247539
PCGSでの鑑定総数は2枚、上位にSP63が1枚ございます。(NGCにはMS鑑定の同メダルが4枚)

 


表面:冠を戴いたヴィクトリア女王の胸像
裏面:産業の寓意像(男女の座像)、男性側に発明を表す「INVENTION」、女性側に「MVSIC」と書かれており、ラテン文字で音楽を意味しています。

<地金換算>2025年12月20日現在
42.46グラム×23,937円×0.916=930,990円
※正式な記録が無いため、当時の標準金品位はK22(22金、金91.6%)で計算しています。


デザインを手がけたのは、英国造幣芸術を100年以上支えてきた名門「ワイオン一族」の最終世代でウィリアム・ワイオンの実子、レナード・チャールズ・ワイオンです。
 

 

 

(レナード・チャールズ・ワイオン)

 


ウィリアム・ワイオンから受け継がれた髪の流れや肌の起伏、レリーフの深さといった“王室公式の彫刻技術”が凝縮されています。

単なる記念金メダルではなく、ワイオン一族の彫金技術が最も成熟したかたちで結実した作品といえます。

1885年 国際発明展(International Inventions Exhibition)とは ----

ロンドン、サウスケンジントン(South Kensington)において、現在のロイヤル・アルバート・ホール南側一帯の展示用区画を会場にして1885年に開催されました。

開催期間は半年ほどで、公式記録では約375万人の来場があったとされます。

ヴィクトリア女王が後援(Patron)となり、組織委員会の会長は皇太子アルバート・エドワード(後のエドワード7世)が務めました。

英国の他、オーストリア=ハンガリー、イタリア、日本、アメリカ等、各国からの新しい発明・技術・機械類を展示して国際的な技術交流と商機を促進することを目的とし、従来の「万国博覧会」伝統の延長線上にある、発明・実用技術に焦点を当てた展示会だったそうです。

会場は広範囲の館やギャラリーで区切られ、機械(蒸気機関など)、楽器、精密機器、工業製品、家庭用品など多岐にわたる発明品が並びました。

こちらのメダルに関しまして、残念ながらオークションレコードは発見できませんでした。

市場での価格を調べましたところ、未鑑定状態で「$15,000」で取引歴がありましたので、日本円換算しますと2,574,000円(税込)くらいとなります。

2925年12月20日付で地金価格しますと915,645円(23,961円×42.46グラム×0.9)となりますので、現状でも未鑑定状態でも約150万円ほどのプレミアムが付く人気メダルと言えるのではないか、と思います。

 

 

到着まで3週間ほどお時間を頂きます。
【お支払い方法】銀行振り込み、または現金払い ※クレジットカードでのお支払いは現在は承っておりません。

販売価格
3,200,000
円(税込)

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