1825年 フランス シャルル10世 戴冠メダル【MS64】
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1825年 フランス シャルル10世 戴冠メダル【MS64】1825-DATED FRANCE CHARLES X CORONATION GAYRARD
商品No.
20251219-152
タイプ
メダル
素材
銀
直径
42 mm
重さ
約36 g
グレード
MS64
コンディション
良好
年代
1825年
国
フランス
鑑定機関
NGC
鑑定番号
6727733-006
1825年 フランス シャルル10世 戴冠メダル【MS64】単独最高鑑定品をご案内させていただきます。
発行枚数:不明
直径:42 mm
重量:約36 g
彫刻師:Paul Joseph Raymond Gayrard
カタログ番号:Julius-3016
表面はシャルル10世の肖像、裏面は大司教が跪くシャルル10世に戴冠する様子がデザインされています。
1825年5月29日、ランス(Reims)で行われたシャルル10世の戴冠(sacre)を記念して発行されたメダルで、大型(42 mm)と小型(14.3 mm)の2種類が作成されました。
鑑定番号(NGC)6727733-006
NGCの鑑定情報ページでは単独最高鑑定になっていますが、市場で直径が1mm小さい同メダルのAU58を確認しています。PCGSではMS64が1枚、MS62が1枚ございます。
フランス王 シャルル10世(在位1824–1830) は、フランス革命とナポレオン時代を経た激動の世において、失われた王権と旧体制の栄光を回復しようとした、ブルボン王朝最後の国王です。
(シャルル10世)ルイ16世・ルイ18世の弟にあたり、青年期に王党派として亡命を経験、王政復古後は王太弟として政治の中枢に復帰しました。
貴族や旧体制支持者へ優遇的な政策を行い、さらに言論や選挙制度を制限し、王権の強化を目指します。
これらは、一部保守勢力には歓迎されたものの、都市中産階級や自由主義者、政治家たちの強い反発を招きました。
1830年にはシャルル10世が 「七月勅令」 を発布し、議会の解散・報道の抑圧・選挙制度の改変などを強硬に断行しました。
これはまさに王権による「巻き戻し」の試みでした。
しかし、これこそが民衆の怒りの導火線となり、パリは蜂起、街路にはバリケードが築かれ、「七月革命」 が勃発します。
結果、国王は民意と時代の力に屈し、退位と亡命を余儀なくされました。
彼は孫アンリ(シャンボール伯)への王位継承を望みましたが受け入れられず、ブルボン本家によるフランス王政はここに終焉を迎えます。
「信仰と伝統に忠実すぎたがゆえに、時代精神と乖離し、王権の最終章を自ら締めくくることとなった王」と評されます。
20万円以下でご購入いただける希少な単独最高鑑定の銀メダル、コインやメダル入門によろしいのではないかと思います。
当店に到着済みの商品となります。ご入金確認後、1週間ほどでお手元に届きます。
【お支払い方法】銀行振り込み、または現金払い ※クレジットカードでのお支払いは現在は承っておりません。
【お支払い方法】銀行振り込み、または現金払い ※クレジットカードでのお支払いは現在は承っておりません。
販売価格
150,000
円(税込)


