フランス|1350年 ジャン2世 ムートンドール金貨【MS64】
フランス|1350年 ジャン2世 ムートンドール金貨【MS64】France : Jean II. Mouton d'orl
フランス|1350年ジャン2世 ムートンドール金貨 黄金の羊【MS64】ハイグレード品のご案内になります。
この金貨で滅多に出ないグレードになります。
キリスト教では子羊は「神の子羊」の意味でキリストそのものを象徴しています。
表:黄金の羊と旗
裏:十字架に王室の紋章、ユリの花
重さ:4.66g
直径:30mm
鑑定番号(NGC)6877456-014
NGC鑑定枚数132枚、上MS64は12枚、上位は2枚のみになります。
イングランドVSフランス間の「百年戦争」の時代に発行された金貨になります。
ジャン2世は、1350年、父フィリップ6世の崩御により即位しました。
(ジャン2世)
当時のフランスはイングランドとの百年戦争の渦中にあり、その激動の時代に発行された金貨になります。
1355年、エドワード3世の長男であるエドワード黒太子率いるイングランド軍が侵攻してくると、長男シャルルと共に出陣。
翌1356年にポワティエの戦いにてイングランド軍に大敗して自身は捕虜となってしまいました。
近年、コロナパンデミック、ロシア・ウクライナ戦争など危険な兆候を感じておられる方も多いと思います。
平和を望む気持ちが強くなるのは当然です。
昨年から今年にかけ一気にブレイクアウトし高値更新を続けているラムダカット金貨もこのような今の時代背景もあると思います。
ラムダカット金貨に関しては、現在上昇過程の一休み状態(株のチャート用語だとフラッグ)です。
※ラムダカット金貨:1700年頃自由都市ニュルンベルクで発行された平和の象徴である羊をモチーフにした金貨
キリストを象徴する羊のモチーフを使うことで、平和への願いを込めたデザインになっていることがわかります。
同じ平和の象徴である羊をモチーフにしたムートンドール金貨は、昨年後半まで比較的割安に放置されておりました。
第2のラムダカットとして脚光を浴び徐々に安値を切り上げ上昇してきておりました。
しかし、現在、明らかに持ち合い上放れに入った状態で価格が安値、高値を切り上げ上昇しております。
---オークションレコード------
公開時の為替で計算しています。
2021年8月 MS63が197万円で落札歴あり
11,400ドル(BP込)×1.1×156円=約1,956,240円
2023年10月 MS62が157万円で落札歴あり
7,000EUR×1.2×1.1×170円=約1,570,800円
2024年4月 MS62が約175万円で落札
10,200ドル(BP込)×1.1×156円=1,750,320円
同じく2024年5月 AU58ですら約103万円で落札
4,600EUR×1.2×1.1×170円=1,032,240円
価格が上昇してしまったラムダカットから、循環物色で次のターゲットになっているのが、同じ羊をモチーフにしたこのコインです。
ラムダカットとほぼ同じ時代の金貨で、ラムダカットより出現率はかなり低いと思います。
市場でも、MSグレードはほぼ見なくなりました。
当店でも、昨年2023年にMS61をご案内させていただきましたが、なかなかご紹介できる機会がなかったです。
以前どこかでMS63を見かけたときに、うわっ珍しいと思ったりしました。
データー上は存在は知っておりましたが、今回ご案内のMS64グレードは、私も初めて見たムートンドール金貨になります。
投資には、生活価格での高い、安いではなく、「上に動きだした」この見極めが大切です。
タイミング的には、持ち合い上放れでベストのタイミングで、仕込みは「今」だと思います。
インフレ対策、資産防衛、平和のお守りとして、この極上の1枚をコレクションに加えてください。
[2024年7月15日追記]
先日開催された国内オークションでMS64のムートンドールが出品され、(BP込:2,563,000円)という落札結果でした。
かなり良心的なコインショップであれば手数料を10%乗せた金額で販売しますので、販売想定額は280万円から送料などの経費を考えて285万円くらいになるかと思います。
それを加味しましても、当店の販売額280万円は妥当な小売り価格であると思います。
正直、まず滅多にでないMS64というハイグレード品で、値段の想定がこちらも予想できなかったのですが、かなり割安に放置されている状態だと思います!
個人的には将来かなり有望だと思います。
【お支払い方法】銀行振り込み、または現金払い ※クレジットカードでのお支払いは現在は承っておりません。